古九谷を追う&古九谷を残す

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2020-12-05から1日間の記事一覧

信長は逃げおおせた

光秀に織田家の天下を奪取させてたまるものか。もはや信長の頭にはそれしかありませんでした。 光秀の襲撃を知るや、信長はその場で御殿に入り、小姓たちとともに敵を迎え撃ちます。そして防戦敵わずと知るや、信長は「女」を逃し、女に紛れて、信長は逃げま…

本能寺の変の信長最期の言葉 是非に及ばず 

茶会の翌日の未明に光秀(内蔵助)は信長(上野介)を襲います。 信長は「いかなる者の企てか」と蘭丸に訊きます。蘭丸が「明智……」と答えるやいなや、信長は「是非に及ばず」と言うのです。 信長の小姓はみな討ち死にしました。 ところがこの襲撃から逃れで…

大石内蔵助は本能寺の変の真相を知り、光秀の手法を真似た

ところで私は大石内蔵助は本能寺の変の真相を知っていたと思うのです。 それゆえ内蔵助は吉良上野介を茶会の翌日の未明に襲うのです。 あるいは、信長を黒幕が誘き寄せたかもしれませんが、とにもかくにも光秀が茶会の情報をどこからからのルートで入手した…

信長は本能寺に島井宗室に会うために上洛した 

いよいよ本能寺に向かいましょう。 天正10年5月29日(この年の5月の最終日)、大雨の中、信長はわずかの小姓衆のみを率いて上洛します。そして本能寺に宿泊します。 6月2日未明、本能寺の変が起こり、信長は明智光秀の大軍に自害に追い込まれます。 本能寺…

くり返しくり返す小さな敗北 くり返しくり返す小さな勝利

信長は勝利の予感の中で勝利してきました。 信長はオールラウンドプレイヤーでもあったでしょうが、私は欠点をうまく処理するのが、信長の「戦争論」では、1%の長所だと思っています。 岐阜城制圧前の信長はくり返し美濃の斎藤氏に戦争を仕掛けていました…