古九谷を追う&古九谷を残す

週1くらいの更新になります

信長は「タイムマシーン経営」で朝鮮、中国を目指した

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N:長くなりましたが、今日の最後に、信長が本能寺で死ななくて生きていたら? それを語ってもらえませんか?

私:信長のキリスト教との関係は、孫氏の「タイムマシーン経営」であったろう。タイムマシーン経営とはアメリカと日本のタイムラグを利用する経営手法で、アメリカで成功した Web サービスやビジネスモデルを、即座に日本国内で展開し、大きな先行者利益を得る経営手法。ヤフー・ジャパンやアイフォンがその成功例だ。

N:信長はキリスト教にアンテナを張りタイムマシーン経営を実践したのでしょうか?

私:信長はタイムマシーン経営で朝鮮、中国への侵攻を考えた。タイムマシーン経営で信長はフロイスに訊いた。「中国への布教はどうなっているのか?」。

N:中国にはキリスト教が伝わっていませんよね?

私:というsことは中国には鉄砲はない!

N:そこかあ。

私:フロイスの戦略をコピペして、宗教を利用して信長は「平和裏」に朝鮮、中国への侵攻を企てた。

N:秀吉とは大違いですね。

私:信長33際「天下布武」をぶち上げる。「比叡山焼き討ち」を経て、「天下布武」そのものの意味が変わり始める。

N:どう変わり始めたのでしょう?

私:「日本」や「京都」の「天下」から、「世界」の「天下」へと変わり始めた。「天下布武」もおのずと成長して、信長は「アジアのローマ」を夢見るようになったのだ。しかし、残念ながら「信長教」の全貌を知ることはできない。「信長教」を作り上げる準備段階で信長は死んでしまったから。

N:ありがとうございました。また明日お願いします。

私:作蔵君、また明日、。昼の1時半、ここでってことで。

N:よろくしお願いします。

 

●古九谷を追う 加賀は信長・利休の理想郷であったのか(幻冬舎)抜粋