2020-12-01 利休を追う 新古九谷論 私:作蔵君も知っているように、私は信長ファンだ。信長ファンであるがゆえに、利休が信長と一体として語られないことに大きな不満を持っている。で、利休は信長と一体でところで、信長存命中の利休は「死の商人としてのキリシタン」の貌もある。「茶室外交」で秘密情報を独占、鉄砲や食料を調達して利益をあげていた。しかし、信長死後の利休のイメージは「茶人」で、「死の商人」のイメージはなくなる。 古九谷を追う 加賀は信長・利休の理想郷であったのか(幻冬舎)抜粋